超探偵事件簿レインコード感想

※ゴリゴリにネタバレをします※
※なかなかボロクソ言ってます※
 
 
 
ダンガンロンパシリーズをやった身として、それなりに楽しみにプレイしました。
正直、やっと終わったか……という気分です。
先に結論だけ書いておくと、ストーリーはよかったと思います。システムがとにかく、とにかくしんどかった。
楽しい時間よりだるい時間のほうが圧倒的に長かった。
理由とかはおいおい書くとして、まずはストーリー感想から。
 
 
 
【0章 アマテラス急行殺人事件】
みんな死ぬんかーーーい!!!
まあそういうこともありますよね(物わかりがよすぎる)。いや、まずは度肝を抜きたいんだろうなと。でもせっかくなんか、ちょっと話して、ちょっとキャラクター性掘れそうなところを見せておいて全部なくなっちゃうのもったいないなあと思ってしまった。それを含めてだとは思うけどさあ。例外が5章で出てくるけど本人じゃないからなあ……。パッケージにまで使ってるのに、まあそれも含めて(略)。
ここの伏線(血)が最後に回収されるとは全く思ってなかったし、言われてみればそうだった……という感じだった。勘のいい人はずっと引っかかったりしてたのかな。
自分記憶喪失!何もできない!どうすればいいかわかんない!からの死に神ちゃんに振り回されながらチュートリアル的事件(のわりには死にすぎですが)、予想以上にやべー世界設定に連れていかれた、ということを理解させる内容となっていたんじゃないでしょうか。アマテラス社ってどうやらめちゃくちゃめんどくせーぞ、っていうね。
 
【1章 連続密室殺人鬼クギ男】
ハララさんとのパートナー回。なるほど、探偵仲間と順に組んでく感じなんだろうなとなんとなく察する。少なくとも4章までは(多分)あるわけだね。所長とは組ませてくれないのかな。でもあの人は超探偵じゃないからなあ。
死体より人形のほうが怖かった。ああいう人形ってちょっと怖くない?解鍵に人形の顔のどアップのやつがあって、嫌だなあ……と思ってました。
他にも言ってる人見かけたけど、動機づけが弱いなあとは思った。クギ男のほうはまだわかるんだけど便乗犯のほうね。被害者が「男をもてあそぶ女だった」くらいしかそれっぽい話出てなかったと思うんだけどそれが動機であったんなら謎迷宮の中でちょっとくらい触れといてほしかった気はする。
トリックとかの「いやそうはならんやろ」に関しては完全ノータッチでいきます。推理ゲームはそういうものだと思っているからです。
ハララさん、普通に優しくね?と思った。手つなぐときも、君が特別嫌いなわけじゃない、人間が等しく嫌いなんだ、みたいなこと言ってて、それわざわざ言ってくれるだけ優しいじゃん、と思ったけどこれは私の感覚がかなりおかしいのかもしれない。
かくしてユーマは550万800エン(単位忘れた)の借金を抱えたのであった。
 
【2章 暗黒少女の沈黙】
デスヒコ回。バカそうだけどやるときやるタイプかなと思ってたけど、バカそうだけどやるときやるバカだった。褒めてますよ。
これを言ってしまうと元も子もないんだけど、私はゲームやる人間としては多分ちょっと珍しい、キャラクターに深く興味を持たないタイプで、かつかわいい女の子に特に興味がないので、クルミちゃんに対してもずっとほーん……みたいな気持ちでいた。のでまさか最後まで出てくるメインキャラになるとは思わなかった。どうでもいいけどこの制作チーム、デカい女好きすぎないですか?
あとそれで言うと多分このゲーム1の見どころと言っても過言ではない、かわいいかわいい死に神ちゃんにもあまり興味がないので、クルミちゃんに協力する、そのために女子校に忍び込む、デスヒコくんにも協力してもらって変装して手がかりを集める、まあ要は解決(謎迷宮)までの女好きいじりというか嫉妬みたいな絡みが鬱陶しくてしょうがなかった。こっちは真面目に捜査してんのによって普通にイライラしていました。え?でもしない?嫉妬してかわいいなあ(笑)ってなってたのかみんな……?まだそこまでの情も湧いてなくない?(毎度のことながら人の心がない人)
まあ私はただ事件を解決させたいだけなので突っ走るしかないんですが、ここはちょっと悲しい事件でしたね。3人それぞれに変装してそれぞれヒント集めたり、写真だったり、ロッカーの中身からうすうす察せてはいたけど、実際詳しい内容が謎迷宮で明らかになってくると、解決して誰が幸せになるんだろうという葛藤が生まれる。でもクルミちゃんが、こうして救われた人もいると証明してくれる。ちょっとした転換期。
あとこの章だけイラストのテイスト違いすぎてちょっと気になりませんでした?女学園だから?でも自分とかデスヒコくんとかクルミちゃんは「こっち側」のイラストだからなんかすごい違和感が……。まあムービーになれば統一されるから違和感ないんだけどさ……。
 
【3章 探・偵・失・格】
フブキさん回。死に神ちゃんとの応酬がぶっちゃけちょっとだるかったけど(そういえば私は下ネタが好きじゃないんでした。下ネタというか……って感じだったけど)、最後にちょっといい感じになってたのはかわいかった。どうせ忘れるけどって言いながら照れてる死に神ちゃんにようやく愛着が湧いてきた(遅い)
どうでもいいけどこの制作チーム、小柄でかわいい感じだけど圧倒的な権力を持つ男好きすぎないですか?
事件自体は他にも言ってる人いたけど正直あんま大したことなかった。まあなんとなくカナイ区のぼんやりとした全景とか、思惑がうっすら見えてきたかな、という感じ。
僕はレジスタンス入りたかったけどね。
 
【4章 君の全てが0(零)になる】
ヴィヴィアさん回。書いて思ったけどタイトルも霊とかけてるのかな。知らんけど
個人的にはここはよかった。実を言うとミスってネタバレを踏みヤコウ所長が死ぬことを知ってしまっていたので、いつどこでどうなってしまうんだ……とハラハラしてたんですが、こういう感じね〜。でも正直ヤコウ所長が刺されて倒れてて「あいつが殺し屋だ!」って言ってるシーンでちょっともう怪しいな……って思いませんでした?いやどうなんだろう。私が疑ってかかりすぎなのかな。
ヤコウ所長の動機も説明少なくない?まあ謎迷宮自体があくまで事件を解決するためだからそんなもん……?と思ってたらあとでちゃんと説明あってよかった。そういえばそんな描写もあったしね。彼もずっと苦しんでいたわけだ。
ただ、ユーマとヤコウ所長の絡みって言うほど多くなくて、キャラクター的にはけっこう好きなタイプだったから退場はちょっと悲しかったけど、そんなに「ヤコウ所長ーーー!!!」までなれなくない……?ともちょっと思った。ヴィヴィアさんはヴィヴィアさんなりにこの事務所を居心地良く感じていて、だから暴きたくなかった、というのも、そうだったんだ……っていう気持ちと、そんなにいろいろありましたっけ……?みたいな気持ちがあった。うーん、日常パート的なものが特段ないからそう感じちゃうのだろうか。
みんなそれぞれ悲しんでて、ハララさんはもう意味ないって理解してても蘇生の手を止めなかったり、フブキさんは私は何もできなかったと大泣きして、それを見たデスヒコくんもつられて我慢できなくなって泣いてしまって、ヴィヴィアさんが先にスーッと出ていってしまったのも彼なりに悲しんでいたからだろうし、私も悲しかったけど、やっぱりもうちょっとみんなの仲が深まってたストーリーを見せてほしかったような気はするなあ。
それにしても、それもある意味「信用」みたいなことは言ってたし、みんなならここにたどり着いてこうしてくれる、と思っていた、ってのはまあ理解できるとして、毒ガスと電流浴びて死んでまでやり遂げたいことなのかよ……。焚きつけられたとことかはあるけどさ、でもそれほどまでに恨んでたわけで……。だからやっぱそうなると、最後に説明付け加えてくれたとはいえちょっと弱いなと思っちゃうんだよな。だって時間戻せるってわかってても電流は浴びないよ普通。毒ガスもですが。でも毒ガスに関してはもうそのあと死ぬことも計画に織り込み済みだからなあ。あと、そこまで信用してたなら、自分の計画も暴かれるってことは考えてなかったの?ってちょっと思うんだけど。それとも別に暴かれてもよかったのかな。
そうそう、謎迷宮の最後の、進撃するやつはこの回にはなくて、あの進撃は悪あがきする犯人を問答無用でぶっ倒す的な感じがあるので嫌いじゃないんだけど、ここで出てこないのはもう悪あがきもしないのかなとか思ったけど、もしかしたらもう死んでたからとか、そういう可能性もあったのかな?知ることはできない。
なんにせよ、カナイ区のもろもろ、というかアマテラス社内の保安部が幅を利かせてた問題はとりあえず解決しそうで、残されたのはずっと謎に包まれていたカナイ区最大の未解決事件と、大量誘拐事件……?
 
【5章 そしてボクもいなくなった】
(エピローグ含む感想)
最終章。気を失って、気がついたら全く知らない場所にいて、調べだしたらすぐに解鍵が手に入るので、ああここで最後の謎を解くんだなーとわかった。まあそりゃわかるわな。
ゾンビのような生き物、肉まん工場、の時点である程度察するよね。とはいえさすがに住民全員入れ替わり、とまでは考えつかなかった。雨は絶対誰か(多分アマテラス社)が降らせてるやん、とも思ったけど、アマテラス社というかマコトだったんだよね。カナイ区の件は全て。
多少のことは察しがつきつつも、闇雲に突っ込んでいってももみ消されるだけ、1人で行っても勝てない、と覚悟を決めたナンバー1が、用意周到に計画を立て、「これがナンバー1の意思」というものを残して記憶を失った自分にすら指示を出して、生まれ変わったのがユーマでしたと。
マコトのプロフィール見たら身長体重同じだし仮面つけてる時点で怪しさMAXなわけだから何かしらあるよなってのは多分大体わかってたと思う(というかクローン?と思ってた)けど、自分がオリジナルで、正体がナンバー1だったのは全くわからなかったなー。能力共有もナンバー1の能力だったんだね。言われてみれば別に能力共有が死に神ちゃんの能力とは言われてない気がするし、死に神ちゃんは記憶を失う前のナンバー1と話して契約してるからユーマに説明できるわけだ。
ナンバー1のコピーなわけだから世界最強の頭脳(なにそれ。すごくない?)を持った人間と戦うわけで、まあでもユーマ本人が言ってくれたけど、今まで1人で戦ってきたユーマが、たくさん失って、人に頼る大事さを知ったわけで。それをマコトにも委ねた。マコトを倒さずに謎迷宮の外に出す。これで全てが解決する。みんなが幸せになるために一番いい方法。謎迷宮から自分は出られなくなって、魂は消滅するけどそれでもいい、マコトは外に出て、解決して、この謎迷宮を消滅させてくれ、と。
でも、もうご主人様のことが大好きな死に神ちゃんがユーマのことを外に出してくれた。ユーマは死に神ちゃんのことも謎迷宮のことも忘れて、契約は終わるけど、唯一生きて外に出られる手段、非常口から。
最後しおらしくてなんか素直で、ほらうざい奴とお別れだよ喜んでよ、なんて言われたらさすがの私も寂しくなっちゃうよ。あんなにいつもオラオラしてた死に神ちゃんが頬染めてお別れのほっぺチューして笑顔でさよならなんて、そんなの……好きになっちゃうじゃん(見事にほだされている)。
エピローグはね、かなり力技というか、そんな何もかもうまくいった感じでいいの!?と思うとこもあったけどまあそこはそんなもんでいいんじゃないですか。戦って、解決して、(実際マコトがかなりがんばったんだろうし)なんだかんだあってなんとかなりました、と。
で、旅は続く的なね。ユーマは新たな地に赴いて、超探偵たちはそれぞれまた次の仕事に向かって、クルミちゃんはユーマに謎の本を預かっててほしいと託されたけど、ただ待ってるだけなんて性に合わないと探しに行く。
ユーマが死に神ちゃんとの約束は記憶にある描写と、クルミちゃんが持ってるのも多分死神の書で、きっと約束は果たされるであろうとか、前向きな想像の余地がある終わり方でよかったですね。
クリアしてよかった!お疲れでした!!!
 
 
 
さてここからは私がゲーム中嫌だったことを好きなだけボロクソに書くターンです。なんならこれを書きたくて書き始めたところはありますから。
あくまでも
・ストーリーは楽しかった
・ゲーム上の個人的な不満点(多い)
というところなので、まじで全然読まなくてもいいです。
 
長いし多い。まあでも初めてやる人のためにはこんなもんなのかな。私が推理サクサク進めさせてくれや!!って思ってるからそう感じるのかも。でもただでさえ長い謎迷宮、初めて行った謎迷宮で長すぎて嫌いになりかけたよ。他の推理ゲーやったことある人は少なくともちょっとストレス感じそう。
 
【街中(移動)】
ちょっとめんどくさい。歩くのが遅い。
マップ間の移動はわりと序盤でバスが使えるようになるのでそれは救いだった。でもストーリーの進行上歩きで行かなきゃいけないとことか、事件のせいでバスで行けなくなるエリアとかはめんどくさかったけどそこはまあしょうがないっちゃしょうがない。でも私はマップを見て歩くのがまあ苦手なので、序盤でとりあえず事務所に帰ろう……のときマジでずっと帰れなかった。平坦にしてくれ……と思った。階層があると混乱する。これは私がバカなだけだが……。
 
【調査中】
もう調べるところなくなったら終わっても大丈夫だよってなるのはありがたい。操作というよりはUI?の話かもしれんが、解鍵を見るとき、1項目ずつ下がってくのが地味に時間かかって地味なストレスだったので、数個でページ分けてページスクロールができたらいいのになあと思った。
・ハララさん(過去視)
捜査箇所ごとに毎回現実と過去視を切り替えなきゃいけないのがめんどかった。現実全体見た!過去視で全体見る!でよくない?現実で捜査→過去視→捜査→現実戻る→見る方向変える、をくり返すの、あんまり意義感じなかったなあ。まあ1話につき1つの能力使うのと、使うのもそのときだけって考えるとそのくらい時間使わせてあげてくれ的な……?
・デスヒコくん(変装)
別の人に変装すると聞く相手によって言うことが変わって情報が増えるというのはいいな、と思った。探偵としてやってみたかったことをやらせてくれる感ある、それぞれの能力が。
・フブキさん(時戻し)
超強い能力なのに捜査にはあまり生かされてないのがもったいないなとちょっと思った。主に爆弾解除(このクイズも時間短くなかった?やり直せるとはいえ)とか保安部から逃げるときに使ってたけど、失敗したらペナルティあるわけでもないし、なんならそこのパートちょっとめんどかったので、もっと他に活きる場面が欲しかった……と言うとまあ4章になってしまうか……。
・ヴィヴィアさん(幽体離脱)
これまたすごい能力。いやみんなすごいけどね。
ハララさんと一緒で触れないとかの制約はもちろんあるけど幽体だから通り抜けられるとかね、いいよね〜。途中の悪霊避けみたいのめっちゃいらね〜〜〜と思いました。魂だけになったからなのか、ヤコウ所長の声が聞こえたところはちょっとしんみりした。あの言葉を思うとやっぱり、最悪暴かれてもいいと思っていたのかなあヤコウ所長は……。
 
QTE(クイックタイマーイベント)】
指示通りにボタン入力をするイベントをこう呼ぶらしい。
シナリオムービー中や、先述したフブキさんとの捜査中、謎迷宮内にもちょくちょく出てくる。
一言で言うといらんな〜だった。
なんというか、シナリオ中に飽きさせないためとか緊迫感持たせるためなのかなとは思うけど、そもそもシナリオムービーがめちゃくちゃ冗長だと思ってるからボケーとしてるといつの間にか起きてる。
そして入力時間がかなりシビアだったりする。敵を避けたり逃げたりするアクションのためだと理解はできるけど、ここでわざわざ急がせるゲームじゃなくない?と思ってしまいました。正直なくていいなーと思った。
謎迷宮中のこれも、今度はただ指示通りのボタンを押すわけじゃなくて選択肢になるんだけど、そうなるとほんとに時間短いのよ。選択肢読み終わらないうちに時間制限来ちゃうのよ。せめて選択肢先に表示させてからボタン出してくれない?
 
【謎迷宮】
だるい&だるい&だるい
すみません、気持ちが先に出すぎました。
いや本当につらかった……。事件を解決させたい、早くストーリーを進めたいの一心でがんばったけどとにかく面倒だった。こんなことを言うのは申し訳ないけど、制作側がやりたいこと・見せたいものにずっと付き合わされてる気分だった。話の内容は面白いのわかってるから先に進めてくれよ!みたいな気持ち。
 
・歩くの長すぎ
ただ会話してるだけのとき延々前に歩かされる。特に意味はない。(ちなみに歩かなくても会話は進められるので途中から歩き続けるのをやめて、会話が終わってから歩いたりした。これも面倒ではある)
フルボイスなのでちょっともったいない気持ちもあったけど、会話のとこは基本全部は聞かずに読んだらサクサク先に行っていた。ウィンドウでの会話じゃなくて、字幕みたいに会話が進むとこも多いんだけど、ここは聞き終わるまで飛ばせないので苦痛。基本的にそういう機能使わない私が早送りを使いまくった。でも早送りすると急にウィンドウへの会話に戻ったりして、ねえなんなの!?となることも多かった。そして早送りできないときも多々あった。しんどい。申し訳ないがシナリオのムービーはほぼ早送りで見ていました。全体的に冗長だなとずっと思っていた。
 
・ムービー多すぎ
死に神ちゃんへの愛が強すぎるんだと思う。毎回毎回死に神ちゃんのキラキラムービーを見せられる。ちなみにこれは早送りではなくスキップができるのでほとんどスキップしました。かわいい女の子を見ているのが楽しい人なら多分苦ではない。私みたいにとにかくテンポの良さを重視している人間にはとにかく苦痛。
ヤコウ所長のときはなんとなくちょっと悲しかったので飛ばさず見たらちょっと違う演出になっていたのでへえ〜となった。これ多分気づかなかった人多いんじゃないかな……。
 
死に神ちゃん危機一髪
謎迷宮の中で一番いらんとすら思った。ランダムなひらがなからキーワードを見つけて順番に撃ち抜くミニゲームなんだけど、急に「単語」を聞かれてもすぐにはピンと来なかったりする。逆にとっくにピンと来てるときには本当にだるいだけのゲーム。解鍵セレクトでよかったんじゃね?
死に神ちゃんへの愛が強すぎるんだと思う(2回目)。死に神ちゃんの水着姿がじっくり見たい人向け。
 
・推理デスマッチ
いくつか感想やレビューを読んできて、大体褒めてる人でも、ここだけは絶対言及してました。それはそう。そのくらい重い。ロードが長すぎる。推理デスマッチに入るときのバリバリ画面も合わさってマジでフリーズした?って100人中100人思うよ多分。これはまあSwitchだからなのかなーとは思うけど。さっきまでの死に神ちゃんのもろもろといい、いろいろ凝りすぎたんだろうなあって気はする。Switchじゃなければこんなに重くなかったのかもね。
で、ゲーム自体もけっこうめんどくさい。ダンガンロンパもだし、私がやった他の推理ゲームは大体そうだけど、相手の証言を通しで聞いてから、証言を頭から再開し、どこかにツッコむ。しかし推理デスマッチは最初から向こうのセリフがビュンビュン飛んでくる。1回通したくても毎回避けるの地味にめんどくて、また頭から聞くのもまためんどくさい。まあつまり「最初に1回聞かしてくれよ」ということ。
ミスって体力減っても体力ゲージなくなるほどミスることは基本ないと思うし、とはいえダメージ食らうのはやっぱ嫌なんだよなあ。
これは私のゲームスキルの問題でもあるけど左右と下に避けるとこはいいとして上にジャンプして避けると大体タイミングズレてダメージ食らってました。ユーマ!浮いてくれ!(無茶言うな)
 
・超推理フィナーレ
クライマックス推理しか出てこなくて検索してしまった。スマン。
操作性がちょっと悪いところ以外はそんなに不満はないんだけど、ま〜〜長い。とにかく長い。飛ばせない。しかもここはムービーをただ見るわけじゃなくてセリフに対してちゃんとボタンを押さないと進まないのでそれも手間。どうせ飛ばせないならいっそもうムービーにしてくれよという謎の欲が出てきた。
そして検索して気づいたけどオートがあったんでした。この機能は忘れてた。オートにしとけばよかったんだな。だとしてもこのパートもただ歩かされるときにダラダラ会話してるパートも「だり〜〜」って結局思うだろうけど。
 
謎迷宮に一緒に入ったときのヴィヴィアさんは、事件の真相に大体気づいてしまってることから、ヤコウ所長や事務所を守りたい、ユーマに真相を気づかせないほうがいいんじゃないか、とかの気持ちもあって、先行くのやめない?とかやる気ないことをいろいろ言う(まあもともとやる気ないキャラだけど)。
それに死に神ちゃんも怒ったりしてたけど、私は「え〜めっちゃわかる〜〜!」と思っていた。初っぱなから「歩くのめんどくさいからここで待ってる」って言ってたけどえ〜〜めっちゃわかる〜〜〜!!になった。ゲームシステムへの不満が多すぎてめんどくさがりキャラに共感してちょっと好きになるとかいう歪みが発生していた。
 
【サブクエ・語らい】
まあここまで書いたらわかると思いますがめんどくさくてわざわざ探す気になれなかった。もっとサクサクかつ、それでいてみんなの仲が深まってる描写が見られてたらどうしても見たくて必死に探してただろうけど、そこまでの情は私には湧かなかったのと、めんどくせえ〜〜〜の気持ちが強すぎて無理だった。ただ「わざわざ探してない」だけで、そんな私でも半分以上は見つけられたので多分そんなには難しくないんだと思う。
サブクエは一応全部やった。基本的には使いっ走りで、指定された場所に行って話を聞くのがほとんど。もうちょっと何かアイテムとかあってもよかったのかなと思うけど、ゲームの他のところが重すぎる(容量的な意味)からサブクエはこのくらいでいいのかもしれんな。あと各章で生き残った人のおまけ話みたいな内容でもあったので、一種やりこみ要素とちょっとした救いみたいな感じで内容は悪くはなかったと思います。
 
【次回作】
いろいろつなげられるんだろうなーってのはずっと思ってた。
世界探偵機構(ここでようやく初めて書いたな……)とか、統一政府とかアマテラス社とか。世界探偵機構の掘り下げもだし超探偵とか無限に出せるだろうし、統一政府と今後戦ってくとかもできそうだし、アマテラス社はマコトが経営してくけど、ストーリーにはいくらでも絡められそうだし。あと過去編とかもかなりできそうじゃないですか?超探偵もナンバー1も歴代いろいろいそうだし。今作の0章で死んだ人たちとかちょろっと出てきたら嬉しくない?
未来の話なら元ナンバー1のユーマの影が見えたらワクワクしそうだし、今回ヤコウ探偵事務所の仲間たちだった人たちが協力者として出てきたらアツいしな。死に神ちゃんはどう絡められるのかな。新たな契約者……?
やりようがいくらでもあっていいよね〜。あんまり考えすぎて楽しみがなくなってもアレだからこのへんでやめとこう。
一応ダンロンシリーズファンとして、続編が出るならやりたいと思ってるし、続編を出すなら今回微妙だったところがいろいろ改善されてたら嬉しいなーと思います。
 
プレイ中毎日のように「テンポが悪い!!悪すぎる!!グアアアア!!!」って騒いでました。心の中で。
私がプレイした、一応推理ゲーム的なカテゴリのものは、逆転裁判レイトン教授ダンガンロンパ、って感じなんだけど、テンポの良さもこの順だと思います。ダンガンロンパでギリギリだなって感じだったので、学生とか裁判とかって制限から解放されてやりたい放題作った結果、やりすぎたのかな……と勝手に思った。まあこれは私の感想ですから(逆ひろゆき?)
とにかくお疲れさまでした。ちゃんとエンディング見届けるくらいにはしっかり楽しみました。次回作が出るならやりたいとは思ってます。
 
【追記】
大事なことを書き忘れてた。
記憶失う前のユーマ、つまりナンバー1、かっこよすぎ