KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 劇場編集版 III レオ×ユウ×アレク を観ました

こんばんみ。ハイタニです。
タイトル通り、KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 劇場編集版 III レオ×ユウ×アレクを観てきました。
何度か言っているので知っている方もいると思いますが、私は映画を観ません。時間と場所に縛られるのが苦手だからです。仕事はしょうがない。
ちなみにアニメもほとんど観ないのですが、なんやかんやでキンプリとキンプラを観た実績がある私ですからね。まあいけるでしょうという自信が湧いてきました。
まあ今回に関しては前置きは短めでいいんです。単純に「観てほしいナ〜」って言われたから観てきたんです。声を大にして言いたい。それはつまり愛なんです。そこだけわかってくれればいいんです。
行くぞオラッ!!!!!
 
※当然ですがネタバレがすごいです!!これはこの映画の感想記事です!!!お気をつけて!!!!!
 
 
 
【レオくんの回】
映画が急に始まったことにオ、オオ!?ってなったのは映画慣れしてないからかな。そうだろうな。そんなことはどうでもええんじゃ。
ミス華京院……ミス華京院???いかんせん過去シリーズを履修してないせいで細かいところでつまずきそうになるんですが見放さないでくださいね。
ずっとウ……って顔してるカヅキ先輩にウフフってなっちゃうね。ヒロ様が俺が優勝だと思ったんだけどなあ〜とかナチュラルに言っててうける。
タイガくんなんかほんとは絶対やりたくないだろうにカヅキ先輩が連覇しようぜ!!って言えば燃えだすのが素直でかわいいよねえ。あとシンくんは、女装するんですか……!?とか当然の疑問をちゃんと入れてくれるからありがたいよね。
自分の女装優勝を紛らわすために女装で連覇を目指すカヅキ先輩、人間味があっていいと思います。
 
みんな案外普通に受け入れて(まあそれはいつものことだよね……)レオくんがみんなの衣装考えよ♡ってなる。好きなんだねえ。かわいいねえ。
そしてみんなの仮衣装お披露目、なん……どう…………。このあとも映るたびに何度か思うことなんだけど、シンくんわりといけてない!?目がパッチリしてるからかな……単純に白雪姫的な色合いがかわいいからかな……シンくんわりといけてない!?でちょっと感動してた。
カケルくんもわりと嫌いじゃなかったよ。スカートってこんなにスースーするんだねえ〜!みたいなこと言っててお、女装の素直な感想!と楽しくなった(何?)。ミナトさんもお化粧ってすごいんだなあ(大変なんだなあ?)って言っててンッ……フフッ……そうだね。
そこに現れるレオくんのお姉さんたち。双子。あっテンション以下略って普通に言うんだ!?と思った。数少ない知識。
慌ててレオくんが逃げて、戻ってきたと思ったらワイルドに制服を着てて、タイガくんの制服だしかわいい。おっとつい本音が。いやだってタイガくんの制服拝借してワイルドに見せてるレオくんと、その後ろで別に怒るでもなくていうかそれオレの制服……ってびっくりしてるタイガくんかわいくない?かわいい。
 
レオがちゃんとやれてるならよかった、私たち地元に帰るつもりなの……レオはどうする?と伝えて帰っていくお姉さんたち
みんなで仲良くお風呂のシーン(このアニメは毎回サービスシーンノルマとかあるのだろうか?)で、明らかに思い悩んでいるレオくん。なんかこう、シンくんがちょっと不慣れに気遣ったり、カケルくんが不審に思われないような気軽さで話題転換したり、ユキさんが見かねて本質を突いたり、それぞれの優しさが交錯していてすごくいいですよね。
結局レオくんの部屋でみんなでレオくんの事情を聞くんだけど、まあ当たり前なんだけど重い話で。
これは人間大好きマンの戯言で普段からアニメ見慣れてる人はいちいちうるせーなと思う可能性あるので気にしないでもらっていいのですが、あっ地味に問題を抱えてる家庭の話だ……と私は思った。
レオくん本人が自分の性質に悩んでる、というかそのせいでうまく生きていけないと落ち込んでいたのはまあ、そうだよな……となったんですが、自由で放任な両親と、ずっと一緒に女の子みたいに遊んできた姉たち、っていうのがああ……なるほど……みたいな。
自分が男とか女とか意識しないで生きてきたレオくんは、周りがそれを明らかに意識してきた時期に周りから気持ち悪がられて浮いてしまい、そのことに気づいた姉たちは自分たちを責め、自由で優しい両親はつらいなら行かなくてもいいよと言って、それが『悪』ではもちろんないんだけれど、ゆるやかな毒というか……いやごめんこんな話をしに来たのではない。やめましょう。不愉快になったらごめんなさい。
まあそんないろいろがあったからお姉さんたちに男らしく振る舞って自分はあのときとは違う、ちゃんとやれているというかりそめの姿を見せたというわけですね。
 
思い悩んで外に出られなかったレオくんに元気を与えたのはプリズムショーで、それをきっかけにエーデルローズに来て、最高の仲間と出会えて、困難も新しい仲間と乗り越えて、今がすごく大事な時間で場所ということを自分に言い聞かせるように再確認したレオくんは、週末お姉さんたちと一緒に地元に行ってくると言って、帰ってくるんだよな?という仲間の問いに強い眼差しで返す。
この時点でワイ、泣きそうやが!?
実家(すごい今さらなこと言うけど実家の映像出たときにエッ!?!?ってなったけどこんなん今さらツッコんでもしょうがないか……と思ったし、あと回想でレオくんのめちゃくちゃファンシーな部屋に神妙な顔でいるユキ様はちょっと面白かった)で、今度のコンテストをみんなに見に来てほしいと言うレオくん。
今度の○○、見に来てください!は強い決意のセリフだ!これ、進研ゼミでやったところだ!すみませんふざけたくなってしまいました。
 
ミス華京院グランプリ(忘れかけてた……)、シュワルツのツルギくん?だっけ?3いいぜで笑った。そんな悪くなかったよ!?あとそういえばチラシが小窓からシュッ!と入って腹筋しながら見事にキャッチしてチッ……!!とかやってるアレクのシーン面白すぎてダメだった。雑すぎない?軽くネタ要員になってないか?と思った。会場にも一応来てたけどやってられっか!!とか言って帰ってしまったね。見たかったなあ……。一応ちゃんと準備してるそんなアレクが好きだよ。
タイガくんはまあ事前準備通りカヅキ先輩リスペクト的な髪型と衣装で、けっこううけてたよね。恥じらいもいいものだしね。多分そういうことではない。
シンくんもけっこううけてたよね。さすが私が見込んだ女装なだけある。そういうことではない。
カケルくんはどこかで見たことある感じの衣装にお金をあしらってた。お金をあしらってた???まあなんだ、嫌いじゃないよそういうはっちゃけたアレも。
ユウくんはいつの間にか仮のときと全然違ってたな!?!?仮のときのデビルっぽい感じかわいかったけどな!?!?なんで宇宙戦隊みたいになってたんだろう。少年の心かな。もちろん嫌いではない。そしてミナトさんは略(ごめん……)。
ユキ様、お綺麗です〜〜〜〜〜!!!!!でもスーパースタァのみおん様にはわずかに届かず悔しがるみんな。その『みんな』のシーンでずっと後ろ向いてシーン………………ってなってるタイガくんが愛しいんだよな。あっついまた本音が。
 
そしてついにレオくんの番。
用意していたはずの妖精みたいな衣装ではなくて、パンツスタイルの衣装でちょっとカッコよく髪型もキメていて、みんなも少し驚く。ちなみに私はこの髪型のレオくんがけっこう好きです。
そいでまあ……ステージを言葉で説明するのは難しいのでもう言いたいとこだけ言っちゃいますけど……そのカッコいい感じのレオくんから、カワイイレオくんにチェンジするんですよね。
これが本当の私、カワイイものが大好きって。なんだろうサナギから蝶にとかそういうアレもあるのかな。お花いっぱいだったし。すみませんよくわからずにしゃべっています。
なんかもうすごい泣けてしまって……夢祖母なので……。ユキ様が言ってた、「女は自分にできないことができることができる女を妬み、男は自分がしたいことをする男を嫉む」(的なイントネーションの言葉)っての、すごいな……と思って。その若さでそんな悟って……いやそこじゃねーよ。
結局レオくんが疎まれたのも、当然だけどレオくんが何か悪いことをしたわけではなく、性別という枠にとらわれないことに無意識ながらに嫉妬して、自分の理解の範疇外のものは気持ち悪いものとみなして迫害して遠ざけていただけだよね。
そしてレオくんは素敵な仲間に出会ってそこでは誰も自分を否定しなくて、好きに生きていいとわかって、自分を認めてあげる強さを身につけて、それをみんなに知らせてあげる。
みんなが大好き!ってレオくんが言ってて夢ババアは号泣。獅子の強さだよレオくん!!!!!!!!!!(急に熱出すな)
ショーが終わってお姉さんたちが「カッコいい」「カワイイ」って言っていたのが全てで、正解だと思いました。もう大丈夫だね。
お姉さんたちもまだ諦めるときではない!って奮起したし、これでまだレオくんはお姉さんが帰ってしまって心細くならなくて済むし、もんじゃ食べに行くとこまで持ってくるんかーい!
あ、レオくん優勝おめでとう♡♡♡
 
めちゃくちゃどうでもいいことなんだけど実家のシーンで、レオくんが後ろ向いてるときはふたつしばりしてるのに前向いてるときはナチュラルヘアなのが気になってしょうがなかったんですよね。
こういうことばっか気にしてるからアニメ観るの向いてないんですよ私。
 
 
 
【ユウくんの回】
レオくんで語りすぎた気がするのでもうちょっとスッキリまとめたいのですがブログ書くたびに毎回そろそろ巻きで行くぞ!ここからは省いていくぞ!とか同じようなこと言って毎回特になんの効果もないんですよね。あまり期待しないでください。
個人戦とチーム戦があってポイント制でムニャムニャ……合計で競ムニャムニャ……。ルールのことが全然頭に入ってこない私だ。
まあとにかくとーーーぜん新曲だろ!!って気合が入るユウくん。グループのも個人のも全部新曲だーーー!!!すごいじゃん。
大丈夫なのかよ!?とはまあもちろんみんな思ったんだろうけど、ユウくんは気難しい子なのでそういう気分が下がるようなことは言ってはならない。ちょびっとだけ心配してみると、ユウくんが任せとけ!!俺を誰だと思ってんだ!!と豪語するので、そう言うなら……ということでね。
ほんとそういうみんなの優しさ……好きだよ。みんなすごい空気読むしすごい優しい。タイガくんはちょくちょく空気読めないけどそこも愛しい。それがタイガくんのいいとこだし……。
 
そして時は過ぎ。
ぜーーーんぜん曲できてません!!!!!んまあね、しょうがないよね……。ほんとにね、私たち(私たち?)には何もわからないから何も言えないんだけど、曲作りはめちゃくちゃ大変だと思うんだけど、でもやっぱなかなかできてこないとなるとちょっと焦るよね。
ユウくんがイライラしてて、ていうかお前らもちゃんと考えてるのかよ!?と怒る。おやおや。そこでタイガくんがいやオメーが自分で作るって言ったんじゃねーかと言おうとするが慌ててみんなが口をふさぐ。ユウくんの機嫌をこれ以上損ねてはいけないからね。
これも多分毎回言ってるけどミナトさんの手料理おかしくない?は、ハンバーガー……普通にセットだし……。ハンバーガーだけでもすごいのにセットの完成度がすごい。あといつも無言でモリモリと食べてるタイガくんは最高だしいい反応してくれるカケルくんとかシンくんもいいよね。ユウくん食べてあげて〜!!!
 
息抜きに海でも見に行かない!?という提案。
綺麗な景色を見て、おいしいものを食べて、楽しいことして、そしたらいいアイディアも浮かびそうじゃない!?とそれらしいこと(コラッ!)を言ってその気にさせる。
なんでそれをもっと早く言わねえんだー!!ってキレるユウくんはかわいい。
で海見て、はしゃいで、シンくんとレオくんが水をかけあってるのもう天国の光景じゃん。ハブも出るみたいだから気をつけないとなーって話をしてたらおもちゃで「無限ハブ!」とか言ってユウくんをおどかすカケルくん、そういうところ好きだぞ。
ここでもおいしいミナトさんの料理食べるんだけど、なんかサラッと流されてたけど明らかにおかしいクオリティの料理食べてなかった!?え!?ここで採ってここで調理したんか!?!?いやもういちいちツッコむのもナンセンスなんだろうけど……これが私の生き様みたいなとこもあって……なんの話?
キューバ?して楽しんだりして。ウミガメいるぞ〜とか。海の幸いっぱい採って喜んでるミナトさんとか。カクレクマノミいたぞ!!とか。
なんだっけあの……カヌー?だよね?そういう分かれ方なんだ!?みたいなちょっとした面白さがあった。これは見せ方の問題で深い意味はないんだろうけどユウくんが一人なのがちょっと寂しかった。でまあ、全部のシーンでユウくんはだから!曲は!?ってなってて、やっぱりずっとイライラしてるんですよね。
 
一日の終わりに露天風呂(出、出〜サービスシーンノルマ〜〜)でくつろいで、明日帰るのか〜まだまだいたいな〜とかのんびり笑ってたらついにユウくんがブチギレてしまって。まあまだ時間あるし……とか帰ってからでも……とか言ってたらもう知らん!!オレは作らないからな!!と言ってどこかに行ってしまう。タイガくんが出てきたらユウくんいなくなってんのちょっと笑うでしょ。
お風呂からあがって(もちろん服を着て)みんなで周辺を探すけど全然おらん。これ多分いろんなとこで言われてると思うけどミナトさんがみんなのこと名字で呼ぶのなんとなく好き。
みんなそれぞれいろんなとこ探してんのはいいけど木に登ってるタイガくんにはちょっと笑った。まあ高いとこから探そうってこと……なのかもしれんけど……カブトムシかな(その発想も何?)。でハブが出てびっくりして落っこちる。いや死ぬて。
一方そのころユウくんはなんか森をウロウロしたりその途中でかかってきたシンくんの電話をフン!って切ったりしていた。
もう知らん!バーカバーカ!で(近くの)どっか行っちゃう人は、本当は探してほしいんだよな知ってるぞ。
そういえばユウくんのことってあんまり知らないね、と再確認したみんなは、ユウくんにもいろんな事情があって、ユウくんは寂しがってるんだなってことを感じる。
才能のある家族がいて、憧れもあって、一緒に暮らせない寂しさとか、でもそれを言ったらみんなに迷惑をかけるとか、いろいろあったんだろうな。このへん過去シリーズを履修してなくてすみません……って感じです。でもお母さんと暮らしてて、そのときは聞き分けのいい子だったって聞くと、誰かも言ってたけど、我慢してたんだな……って思うよね。
 
森を抜けて丘の上に出たユウくんは、美しい景色に感動しつつ、あいつら全然探しに来ねーじゃねーか!!とキレている。
電話も多分ほんとは何度か来たら出るつもりだったのかもしれないな、電話がかかってきてつい出るとそれはお姉さんで、曲作りで悩んでるんじゃないかと図星をさされて、そんなんじゃないよ心配しなくていいから、みんなで考えてるんだから平気だって……と電話を切る。これは自分の言葉でさらに自分を追い詰めるパターンのやつですね。
ユウくん以外のみんなで話していたときにユウくんもほんとは同い年の仲間が欲しかったのかな……と言われていたとおり、どうしてオレにはオバレとかお姉さんたち(かな?)みたいな同い年の仲間がいないんだろう……と、自分はどうせ孤独なんだと殻にこもりそうになるユウくんが、今日のことを振り返って、本当は一緒になってみんなと遊びたかったし、年上とか年下とか関係なくそれができる仲間たちだと思い出す。多分。
きっと自分でどうせ自分のことなんか誰もって思っていただけで、そうではないことはどこかでわかっていたんだろうな。自分から突き放していただけだと。
するとそこでようやくみんながユウくんを見つけてくれて、みんな心からユウくんを心配してくれる。大丈夫か?ケガはないか?寒くない?上着持ってきたよ!お腹すいてないか?おにぎり持ってきたんだ、とか。ごめんねユウくん、とか。
みんなの心に触れたユウくんが堰を切ったように泣き出して、みんながびっくりして、とりあえずホテルに帰る。
 
泣いたのは最高の曲ができたからだっつーの!!と強がっ……面白いことを言うユウくん。
え!?ってことは!?と湧くみんなに、オレのソロ曲だけだっつーの!と言って、全員の曲はまだだからなと念を押す。
そこでなんだよぉとか言わないのがみんなのいいところだよね。大体形はできてるから、歌詞はみんなで考えるぞ!ってなったら、朝まで時間はたっぷりあるしな!がんばろう!!って素直にいい子なみんなが好き。
ユウくんのステージはもうユウくん全開で、いやあ私も同じ病気だから素晴らしい衣装だなあと思ってたよ。
なんか言いたいこといろいろあったんだけど……やっぱり言葉にしようとすると難しいな……。とりあえずかっこよくて嬉しかったんです私は……。
ちょくちょく星座をモチーフにしたりというか、星座になったりする(?)からか、カメラが引きでステージ全体が写ったときに、この映画を勧めてくれたお友だちがはしゃいでたのとか私に観てほしいって言ってたのがわかりましたね。ぼくたちは、宇宙モチーフ大好き芸人です!!普通に綺麗でめっちゃいいやんってなった日本語の終わり。もしかしたらユウくんが一人で見ていた、丘の上からの美しい星空とかそういうアレもあるのかもしれないな。
曲もさあなんか……ユウくんがみんなのことすごく大事に思ってるじゃん……思ってるジャン!!!となってまた泣いてしまった。憧れて見上げてた星座たちに自分も、自分たちもなるんだって……ありがとうございます(?)。
あと途中でユウくんがプリズム演奏するシーンがかっこよくてな。大口叩くキャラがそれをするだけの実力を見せつけてくるの、だ〜いすき!作曲するだけあってギターもキーボードも弾きこなすユウくん普通にかっこいいんだよなあ。
 
ったく、しょうがねーな!ってみんなに付き合ってやってる感じのユウくん、ユウくんはそれでいいんだよな〜って思う。
手のかかる奴らで、全員年上なんだけどな!みたいなこと言ってたけど、なんて言うかな、当たり前なんだけどみんなの優しさで成り立ってる関係で、でもだからこそユウくんにはそのままでいてほしいというか……。要は最年少の特権なんですよ。特権のことをズルいって言う人もいるじゃないですか、でも私は特権はふんだんに使うべきだと思うんですよ。『その人』の『今』だけに許された最強のチケットですよ。使うだけ使わなくてどうするんですか。全て終わったあとに感謝すればいいんです。大体特権が与えられるのは、それを与えてもいいだけの人間性を持つ人だけなんですから。話がだいぶ逸れているのでそろそろ終わりにしましょう。
 
 
 
【アレクの回】
アレクのことも掘り下げてくれるんだ丁寧だな……とか思う私であった。観てないからわからないけどジョージのこととかも掘り下げてるんだもんね?かるーく濃いキャラを出してきてるわけじゃなくてえらいなあ。
アレクはとにかくストリート系の王者を目指している。
とにかくめちゃくちゃ強くなって、誰にも負けない男を目指している。でもそんなアレク、実は子どものころは病弱で……。う、うせやろ!?!?
予備知識ゼロで来てるのでアレクのママでブヒッwwみたいになってしまった。バーの……バーのママなんか……。でもなんか海軍のパパとバーのママって組み合わせで見るとちょっとなるほど感ある。何がなるほどなのかはわからない。でそのママが「喘息持ちで風邪ばっかひいてたアンタが……」みたいなこと言うからう、うせやろ!?!?ってなってしまった。大きくなって喘息を克服したのはまだわかるとして……めちゃくちゃ黒いが!?!?そこは特にツッコむところではない。学習しろ。
 
病弱で臆病で、運悪く面倒な大人に絡まれてしまった幼いアレクは、偶然通りがかったレイさんに助けられる。
悪者をあっという間にのして颯爽と去っていくカッコイイ男に惚れ込まないわけもなく……。みたいな。
それでからの幼いアレクはレイさんに夢中になって、レイさんが活躍するプリズムショーにも憧れて、レイさんは最強なんだ!一番なんだ!と自分の中での確固たる理想になる。
空き倉庫でまた悪者たちをのしてるレイさんを見かけて(なんだこのシチュエーション?)、また憧れを強くしたり、レイさんが出るショーに行きたがったり、まあそれはお金がなくて行けないんだけど。
そうこうしているうちに、大事な大会で、当時の三つ巴であったスタァの一人、聖さんが欠場し、黒川冷も棄権してしまう。アレクは焦燥しレイさんを追いかけようとするが、レイさんは去っていってしまい、アレクは転んで追いつけず何もできない。大会では仁が優勝する。
アレクは本当はレイさんが一番だったんだ、ストリート系が最強なんだ、という思いを諦めきれず、そのまま失踪説すら流れたレイさんにショックを受けながらも、自身がストリート系の王者になることを心に決め、病弱ながらも少しづつ体を鍛え始める……。
 
シリーズ履修してないせいでここで一番混乱したと思うんだけど卵なに!?マスコットなに!?!?とりあえずトレーニングルームに当然のように一緒に置いてちゃんと世話してる形跡があることに笑った。
マジで全くなんにもわからんから想像だけでしゃべるけど選ばれた持ち主の前とかに現れて持ち主の心の成長と共に育っていったりするんだろうか。
決戦の前に海を見つめるアレクと……ちびドラゴン……?のもとに偶然レイさんが現れる。あれもしかして呼び出したりしたんか?わからん。慌ててドラゴンを腹に隠すアレク、完全に魔法少女じゃん(偏りの大きい知識)。
レイさんに君のショー、クールだったよ!と言われて普通にありがとうございますッ!とか言うアレク、好青年すぎる。レイさんもイメージと違うなあと笑う。弱いものイジメはダメだよ!と言われてこれまた素直に返事するアレク。まあ憧れの人だもんなあ。そりゃそうなるよなあ。
去り際に、あのときはありがとうございました!と言うアレク。レイさんは当然、あのとき……?となっている。アレクとしてはそれを伝えられただけでも満足だったんだろうなあ。
ていうか今さらだけど冒頭のレイさんをコソコソ見てるアレクはほんとに純粋にレイさんに会いたかっただけなんだなあ。めちゃくちゃ怪しかったけど。
 
ママのカレーめちゃくちゃうまそう。パパ仕込みのよこはま海軍カレーなのですなあ。なんだかんだ腹は減ってるので素直に食べるアレク。
パパが帰ってくるから一緒に見に行くからね♡と言われて「来なくていいよ……」って言ったアレクに私のないはずだった母性が爆発してしまった(気持ち悪……)。だってアレクがいいよって!!そういう言い方するのね!!!混乱のあまりこのシーンがどのへんだったか覚えていません。このへんで合ってます?ごちそうさま。
ママのチョークスリーパーの破壊力すごかったな……。あ、愛だな……。(?)
 
アレクのショー、正直言ってめちゃくちゃ楽しかったな。すごい楽しませてもらった。アレクの成長が嬉しい(夢母抜けてねーぞ)のもそうだし。
まあその、衣装は……相変わらず際どい太ももが見えてますよ!?と思ったんだけどブレイクダンスしてるときに股間周りがあらわになって、あまりのすごさにもう何も言うまい……と思った。さすがの私もツッコミを放棄。
ウォウウォウウォウウォウウォウ……イェイイェイイェイイェイ……。声が低く、歌がうまく、いわゆる『エエ声』でウォウウォウウォウウォウウォウイェイイェイイェイイェイされ続けると人は頭がおかしくなってしまう。
しかもノリノリで普通に踊ってるからア、アレクーどうしたー!?と混乱の極みに陥り、タイガくんにチャラチャラしやがって……と言われる始末。そりゃ言われるよなあ。
そんでなんかよくわからんワザ(残念なことに私のかわいそうな耳と脳ではワザの名前を聞き取れず理解もできない)で竜巻みたいの起こして、ヒデー説明だな、カヅキ先輩のマネかよ!?とキレるタイガくんに、違うあれは……黒川冷だ!と驚くカヅキ先輩。かっこよ。
また会場をぶっ壊すつもりなのかと飛び出していったタイガくん、カヅキ先輩の止める声も間に合わず、バトルスーツへ。
このへん怒涛の展開すぎてちょっと私の言葉ではうまいこと説明できないのですが、まあずっとできてないのですが、アレクはバトルスーツにならないままスタートして、なんかスピードスケートみたいの始まって、カケルくん曰く新システムとかなんとか、それで勝ったほうが先攻で、タイガくんが勝って、唯我独尊改でアレクに立ち向かって、シックスパックで受け止めて、壊れるかと思いきや木刀が割れて刀が出てきて、アレクがちょっと不利かと思いきや、今度はアレクが6人になって(レイさんが5人になってたワザ?)(5人になってたワザって何?)、タイガくんが修羅場返ししようとしたんだけどちゅどーんってなって、ウワーおしまいだーって思ったら会場は壊れてなんかいなくて綺麗な花火があがって大盛り上がりでキャーアレクー!!で、結局タイガくんはダシに使われただけだったという。わかった?私にはわからない。
 
勝負したかったのは、レイさんに言われた通り正面からぶつかりあえる相手をもう見つけてるって話で、それもあったのかもしれないけど、あくまで自分のショーをみんなに楽しんでもらうっていうことを忘れずにいられたのかなとか私は……思って……。アレクは変わったね……。
なんか黒川冷を彷彿とさせるみたいなところで仁がハァッ!!!(バァン!!!)みたいになってたのは笑ってしまって申し訳なかったけど。仁さんすぐトラウマをほじくり返されるな。
とにかく、ストリート系が一番!そしてそのストリート系の王者はオレだ!っていうのを見せつけてきたアレク、いやあやっぱり最高でしたね。タイガくんももちろん好きなんだけどアレクの成長も素直に嬉しくて……私は……。何回同じことを言ってるんだろう。
タイガくんは妨害行為で点数を半分にされてしまい、涙を浮かべながら謝っていたけど、取り返します!って言ってるシンくんほんといい子。みんなのことも応援したい。つまるところみんな好き。
で、やっぱりカヅキ先輩との勝負をまだ諦めてないアレクは、次はお前だ(そんな殺人犯みたいな言い方してないと思うんですが)と不敵に笑ってカヅキ先輩を見て、カヅキ先輩は苦笑い……。っていうかここのアレクめちゃくちゃ顔良くなかったですか!?!?やったぜ。
アレクのショーが始まるときにパパとママが来てることに気づいてチッ……ってなってたアレク、ほんと年相応の男子高校生で最高なんだよな。アレク、肉体のヤバさとかショーのハチャメチャっぷりでマジでヤベー奴のイメージ強かったけど、不器用なだけで、ちゃんと熱いしちゃんと真面目な男なんだよな。
最後にレイさんも、アレクがあのときの男の子だと気づく。それもすごいことだが。夢があっていいことだ。レイさんもきっと自分に影響を受けた男の子が、最初はワケもわからず暴れていたのも知っている男の子が、こんなクールに成長してくれたのはきっと嬉しかっただろうな。ていうか素直に見に来てくれるレイさん普通にいい人なんだよな。あれ、ていうかこれも決意の見に来てください!じゃん。さすがだな俺。
 
オープニングムービーでみんなで青空バックにジャンプするところでア!アイドルアニメだ!!と思ったし、エンディングはいい曲だった。もちろん全部いい曲なんだけど。
機会さえあればいつかちゃんと聴きたいな。
 
 
 
なんだこれどう締めていいのかわからん。締まりがない感想ですまねえ。締まりどころか終始ワケのわからないテンションもおかしい感想で申し訳なかった。
とにかく私がとても楽しんだことが伝われば幸いだと思っております。熱烈に勧めてくれたお友だちありがと〜〜〜!!!
ちなみにいざ映画館に行ったら、近い記憶数回が応援上映なためか、タカラトミーアーツ〜〜〜!!タツノコプロ〜〜〜!!!と言いたくなってしまった。(私の記憶が正しければ)シアターに4人しかいないのにクソヤベー奴になるのやめろ。いや人数とか関係ないですよ。
まあとにもかくにもここまで付き合ってくださり本当にありがとうございました。また何か私が面白いものに触れたり感情が爆発しそうになったときにでもお会いしましょう。